私が学生の頃は「小鳥の主食はシード」が主流でしたが、いまは小鳥もペレットで育てるのが推奨される時代になっています。
かくいう私も、いま約6歳の愛鳥(文鳥)は2歳くらいからペレットメインに移行。シードはお夜食としてあげるスタイルに変更しました。
ただ、小鳥のペレットは皮つきシードより劣化しやすいのが気になるところ。
最近、ペレットの劣化が原因かもしれない吐き戻しあるいは嘔吐(現場を目撃できなかったのでどちらか確認できず)があったのを機会に、ペレットの保存方法について本格的に取り組むことにしました。
今回は、ペレット劣化防止のポイントと、その具体的方法についてもご紹介しようと思います。
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※記事内容は筆者が自分で購入・使用したうえでおすすめする商品についての個人的な体験レビューであり、企業からの依頼を受けた広告ではありません。
ペレットの劣化を防ぐ2つのポイント
ペレットの劣化を招く主な原因は、以下の3つ。
- 酸化
空気に触れることでペレットの油脂が過酸化脂質に変質、風味・栄養価も低下する - 紫外線
光(特に紫外線)によって脂質やビタミンが分解される - 高温多湿
高温が酸化を促進、湿気はカビや品質低下の原因になる
ということは、この3つについての対策をすればペレットの劣化を遅らせることができる、というわけです。
つまり、劣化を防ぐために必要なのは…
①小分けにして密閉保存
酸化防止には空気に触れさせる機会をできるだけ減らすことが大切です。
文鳥だと、1羽につき1食2-3gしか使わないので、1袋を使い切るのに時間がかかります。そのたびに袋を開け閉めしてたらどんどん酸化が進むわけです。
なので、ペレットを開封したらまず小分けにして、それぞれを密閉(真空)保存するのがおすすめです。
②冷暗所で保管
ペレットの劣化を早める紫外線や高温を避けるには、冷暗所での保管が基本。
冷暗所というのは、一般的には「直射日光の当たらない25℃以下の比較的涼しい場所」なのだそうです。
最近の日本だと、夏場はもう室内でもエアコンでコントロールしていたとしてもギリギリのことが多いかも。冷蔵庫で保管するのが安心かもしれませんね。
以上のことから私が導き出した保存方法は…
最適解は「小分け+真空パック+冷蔵保存」!
基本的にはめんどくさがりやのワタクシ。
ペレットの劣化を極力遅らせ、かつ日常の利便性を損なわない(めんどくさくない)方法として打ち出したのがこちらです。
そうそう。プチプラがテーマのブログですもの、コスト控えめっていうのも忘れちゃいけない視点ですよね!
- 開封したら小分けにして真空パック
酸化防止の根本対策「空気に触れさせない」ためには真空パックが一番。
ペレットを開封したらまず、1-2週間で使い切れそうな分量に小分けにして真空パックにします。
できれば1週間のほうがいいんでしょうけど、そうなるとコストもアップ。ここは収納スペースやお財布と相談しながら、ですな! - アルミ袋に入れて冷蔵保存(夏場は特に)
冷暗所といったら冷蔵庫!(私だけ?)
冬場は玄関とか涼しい場所で保管しますが、それ以外の時期は冷蔵庫に入れておくことが多いです。特に、夏場は絶対。
外国のペレットメーカーで冷凍保存を推奨しているところもあるので冷凍庫でもOKのようですが、我が家の冷凍庫スペースは余裕がない&結露リスクが上がるので冷蔵庫一択です。
そして、念には念を入れて、真空パックしたものをチャック付きのアルミ袋に入れてから冷蔵庫にIN。アルミは空気を通しにくいんでね! - 使う分だけを密閉容器に移し替え
普段使いの分は、室温にもよりますが、基本、密閉性の高い容器に移し替えて室内に置いています。
移し替えの際は、結露防止のため、冷蔵庫から出したら10-20分おき、室温に戻してから移し替えると安心です。
湿度対策(カビ対策)でシリカゲルなどの乾燥剤も一緒に入れておくと万全ですぞ。
※我が家ではまだ使ったことがありませんが、100%オーガニックのハリソンのペレットは冷蔵・冷凍保存が基本だそうです。
以上のような劣化対策を施した保存をすれば、開封後1-2カ月以内といわれるペレットの保存期間を少し長持ちさせることができるというわけです!
では、次は我が家の真空パック保存法を具体的にご紹介しましょう。
ペレットを真空パックで保存する方法
真空パックにするとひとことで言っても、いろんなやり方がありますよね。
フードシーラー(真空パック器)や袋などの購入も必要です。
そこで私が重視したのは、「コスト+利便性(めんどくさくない)」。
もちろん、「しっかり真空パックできること」は大前提です。
真空容器は長期的には節約になるのでしょうけど、初期費用がかさむ(真空容器は高い!)のと、かさばるので我が家の限られた収納スペースには不向き、ということで却下しました。
ということで、我が家が選んだのは「ペレットを袋に小分けにしてフードシーラー(真空パック器)で脱気・シール」する方法です。
用意するもの
まずは、用意するものです。
そもそもが空気に触れさせないために真空パックにするのですから、使う物をしっかり準備してから効率よく作業しないとね!
・真空パック袋(もしくは真空パックロール)
・脱酸素剤
・アルミ袋
・乾燥剤※
・キッチンスケール※
※必要であれば準備
具体的にどんな製品を使っているかは、手順の中でご紹介しますね。
それでは、手順は下記の通りです。
①フードシーラーを準備する
袋に小分けしたら即作業できるように、準備しておきます。
我が家で使っているのはアイリスオーヤマのフードシーラー。

Amazonなどではもう少し安価な製品がほかにもあるし、プチプラとは言えないお値段なのですが、口コミをいろいろ見ながら、真空パックの性能や耐久性を考慮してこの機種を選びました。
そこそこスリムでありながら、袋を2個並べて一度に脱気・シールできる、という条件を満たしていたのも大きなポイント。効率重視!
ということで、このフードシーラーをコンセントにつないで電源が入った状態にしておきます。
②ペレットを小分けにして袋に入れる
次に、ペレットを開封して1-2週間分に小分けにして袋に入れます。
我が家で利用しているのは純正品ではなく、こちらの真空パック用のフィルム袋「Aoniyoshipac5」。
お値段が安いだけでなく、左が「小の小さめ」12㎝×17㎝、右が「ミニ」10㎝×15㎝という、小さいサイズがあるのが決め手でした!
片面がツルツルで、片面が内側にエンボス加工ありの、純正品と同じつくりです。
ロールタイプのほうが安いけど、いちいちカットしてシールして袋状にする手間を考えたら…袋タイプ一択でした(笑)。
このAoniyoshipac5シリーズは、サイズが結構小刻みであって用途に合わせて使い分けられるのでおすすめです!
防湿性と保存性に優れ、破れや匂い移りの少ない7層90μの厚手フィルムを使用。耐熱温度100℃、耐冷温度-30℃。
阪神食品検査センターで安全検査済み
小鳥みたいに小さな生き物の口に入るものなので、品質もきちんとしてそうで安心ですよね!(メーカーは奈良にある日本企業とのこと)
袋に入れるペレットの量は、形状や質感によって違ってくるのですが、サラサラタイプだとざっくりこのくらいかな。
これは、真空パックにするとカチコチになるので、少し平らにならした形にしたいと意図があるから。それを気にしなければもう少し入れてもいいかもしれません。
説明書では、厚みがありすぎるとうまく密封できないことがあるということと、口から内容物まで5㎝はあったほうがいいと書いてありました。
あと、小分けにしたときに忘れてはいけないのが脱酸素剤。
この脱酸素剤をペレットと一緒に入れてフードシーラーで脱気・シールすれば、袋内にわずかに残った酸素も吸い取って、真空パック度をより高めてくれます。
ただし、脱酸素剤は空気に触れた瞬間から酸素を吸収し始めるので取り扱いには要注意。
上のパッケージ内のセンサーの色はピンクですが、外に出ているのは青紫で全然違いますよね。未開封なのに青っぽくなっていたら酸素を吸った証拠。購入したお店に要連絡です。
そして、開封したら1時間以内に1回で使い切る。これを守らないと、脱酸素剤を入れる意味がなくなってしまうのです。
そんなわけで、我が家では、10個入りの小分けパックがある エージレス ZP-100 という脱酸素剤を購入しています。
必然的に、ペレットを小分けにするのは10袋単位、ということになりますね。
③フード―シーラーで真空パックする
そしていよいよ、真空パックです。
普通に真空パック(脱気+シール)するだけでもいいのですが、我が家では念には念を入れて二重シールにしています。
まず、空気を吸引する溝に合わせて袋をセットして脱気+シール。
次に、シールのみ。
このように、袋のセット位置が決まっているのですよね。
セットしたらボタンで真空パック(脱気・シール)か、封(シール)だけかを選ぶだけ。
真空パック(脱気+シール)してからシール。この順番はお間違えなきよう!
フタの両サイドをカチッと音がするまでしっかり閉めることを忘れなければ、ランプを消えるのを待ってるだけでいいので、とってもラクチンです。
ただし、そこそこ音はするので、夜中の作業はおすすめしません!
初めてやったとき、おやすみしたあとの小鳥たちに「うるさい!」と怒られましたが、脱酸素剤のことがあるから途中でやめられないのですよ…。
そして二重シールした袋がこちらです。ほら、万全でしょ?
たとえ脱気+シールが甘くても、二重シールのおかげで酸素が侵入しないから、脱酸素剤の働きもあいまって真空状態が維持できる、というわけです。素晴らしい!
④アルミ袋に入れて冷蔵保存する
無事に真空パックができたら、あとは冷暗所保存です。
我が家では、真空パックにしたペレットをさらにアルミ袋に入れて保管しています。
すでに二重シールで真空パックしているので、アルミ袋使用のメイン目的は光遮断。
アルミ袋に限っては、アルミ製であれば空気遮断やにおい移り防止も強化できるのは間違いないでしょ、とコスト重視で100均の商品を使用しています。
コーヒー用、ティーバッグ用、パン用、海苔用、ごはん用など、いろんな用途のものがダイソー、セリア、キャンドゥなどで販売されてますよね。
我が家で愛用中なのは、ダイソーのコーヒー豆・粉用保存袋です。

100均商品といってもPE(ポリエチレン)、アルミ、PETの3層構造とのことなので、空気遮断能力はそこそこありそう。

110円(税込)で2枚入りなので、コスパもよし!
二重チャックだったら完璧でしたが、このお値段だし、十分合格です。
「ミニ」の真空パックが5つ入りました。

うん。5つでギリギリかな?
※「小の小さめ」だと3つまで
この状態で冷蔵庫にIN。
これなら湿度高めの野菜室でも問題なしです。
冷蔵室・野菜室、どちらでも余裕のあるほうに入れてよし、です。
以上、我が家の真空パック保存法でした。
念には念を入れて何重にも対策してるつもりなので、ちゃんと品質維持できている…はず!
真空パックしたときの注意点
無事に真空パックできたように見えても、ごくまれに失敗していることがあるので要注意です。
シール部分の汚れは厳禁
たとえばこの袋。
真空パックして翌日に確認したら、二重シールにしたにもかかわらず、うっすらと空気が入っていました。
きちんと真空パックされていたらカチコチのままですが、空気が入ると中のペレットが動いてやわらかくなります。
原因はこれ。
よーく見ると、ペレットの粉がわずかにシール部分に入り込んでいる!
これだけで真空パックが失敗するんだ…と驚きました。
内容物を詰め込まないほうが無難
また、ペレットの大袋(1.25㎏)を「小の小さめ」で10個に小分けにしてみたところ、やはり限界ぎりぎりで、3㎝ほどの厚みが。
それでも小分け直後はしっかりと真空状態になったので、なんだ大丈夫じゃん、と安心していたら、まんまと2日後に1つ、1週間半後くらいに1つ、真空が維持できずに空気が入ってしまっているのを発見しました。
ダブルシールしているし、汚れも肉眼では確認できず、端のほうのシールからは5㎝確保できているのに? もしかしたら袋の初期不良では?? とも疑ったのですが、これまでの経験上、明らかに失敗率が高いため、「厚みがありすぎた」のが原因という可能性のほうが大きいように思いました。
確かに、厚みがあるとうまく密閉できないって説明書にも書いてありましたからね…。
ということで、シール部分周辺の汚れと内容量には注意しましょう。
翌日、そしてさらに時間をおいてからも時々状態を確認することもお勧めします。
失敗していたら即座にリパック。もしくは、アルミ袋に入れて、通常使用分を使い切ったら一番最初に使うべし、です。
そういう意味でも、真空パックしたものをさらにアルミ袋に入れて保管というのはリスクヘッジになりそうですね。
通常使用分は密閉容器に保存
1-2週間の通常使用分は、毎日使うので利便性重視。密閉性の高いレバーキャニスターに入れてケージの近くに置いています。
冷蔵保存した真空パックを出したときは、室温との温度差による結露リスクがありますので、冷蔵庫から出したら10~20分ほどおいてから開封、入れ替えるようにしてくださいね。
本当は、開けるたびに空気に触れるので酸化は避けられないとしても、二重チャック付きのアルミ袋に入れておくのが、空気も光も遮断できて一番いいのでしょうが…なぜかうっかりチャックを閉め忘れることがあるんですよねぇ。ごくまれに、とかではなく、1週間に2回くらいのレベルで…(笑)。
それに、レバーキャニスターは「パッと開けてさっと出してパッと閉める」作業が一番ラクじゃないですか…! フタを閉め忘れることも圧倒的に少ないし(ないとは言えない…)。
対策としては弱いかもしれませんが、カビ防止にスプーンは多孔質セラミックや珪藻土製、そして(写真では見えてないけど)乾燥剤を入れています。
乾燥剤はシリカゲルとシートタイプ、どちらも100均で売られてますよね。

シート乾燥剤はかさばらないからおすすめですが、脱酸素剤と同様、開封したら吸湿が始まり、再生不可。
湿気を吸うとやわらかくなるので、ふにゃっと曲がるようになったら交換時期だそうです。
小分けパックが欲しいところですが、セリア(製菓コーナーあたり)には10枚ずつ包装の商品が販売されています。
残ったら真空パック、でもいいかもですね。
一方、シリカゲルはかさばるものの、レンチンで再生可のものもあります。
安全のため、食品用であるのを確認することをお忘れなく!
以上、真空パック保存には気合を入れてるくせに通常使用分の保管は緩め、という我が家ですが、何かしらお役に立てる情報があれば幸いです。
ではまた!